通訳案内士試験について①準備段階で使用した教材や思ったこと

またかなりこのブログをさぼってしまった~!

んですが、その間、今年、長年気になっていた資格である、通訳案内士の資格試験を受けるための勉強をしていました。

資格を取りたいと思った理由は、語学学習を趣味でずっとしているのですが、なんらかマイルストーン的なものがないとモチベーションが上がらないのと、日本文化にも興味があるので、それを外国の人に説明出来たらうれしいなぁと思ったからです。

私は学生時代、地理、歴史に苦手意識があって、全然勉強していなかったので、最初はどこから手を付けてよいかわからない!というところもあったのですが、試験までにはなんとかいけるかも?くらいのレベルにはなったと思います。

9月26日に試験を受けた結果は、前部の科目は合格できてなさそう…という手ごたえなので、あまり参考にならないかもしれませんが、使った教材と反省点などを書きます!試験そのものについては、日を改めて書こうと思います。

<使った教材>

一番最初に試験を受けようかなぁと思ったときに、以下の教材を購入しました。

そのときすぐに試験を受けなかったので、古いバージョンなのですが…

◆日本観光通訳協会のテキスト

以下のサイトの情報を見て購入。

全国通訳案内士になりたい方へ  出版物|JGA 一般社団法人日本観光通訳協会 (jga21c.or.jp)

●GUIDE TEXT

日本の気候や人口、社会などの概要と、日本文化について英語で書かれたテキスト。

仏教の宗派の説明や能舞台の構成要素などすごーく細かくて、日本人でもこんなこと知っている人あまりいなそうという感じで、かなり勉強になりました。

でも、まだ全部読み終わっていない(笑)(後半の地域ごとの説明部分が未読)

 

●日本文化・外交小史

歴史のテキスト。分量は少な目で、一般的な学校の歴史の教科書などに比べて、文化的なこと、特に現存する建築物に関連することなどに重点が置かれているのがガイドのテキストらしいなぁと思いました。

 

●観光日本地理

とにかく私は地理が苦手なので、これにいきなり手をつけたのは失敗だったと思います…。かなり分量が多くて、これ全部頭に入れるのはきつい…となってしまいました。たぶん、後述する民間が出している対策テキストなどをやった後に余力があればやる感じでいいと思います…。

 

◆全国通訳案内士試験 過去問題集'18年度版 成美堂出版

(つまり私が最初に試験を受けようと検討し始めたのは、2018年だったようです…)

とりあえず、どんな問題が出ているのか知りたくて購入。解説が結構細かいので、問題は全部解いたのですが、解説の内容までは頭に入らなかったなぁ~という感じ。

 

上記は、最初にどんな試験なのかなぁ~と思った時点で読んだもので、以下は実際試験を受けようと思って、購入したものです。

 

◆全国通訳案内士試験英語二次口述パーフェクト対策 DHC

いきなりこれに手をつけたのも微妙だったかもしれませんが、とにかく一番自信がなかったのが口頭試験だったので、とりあえずやってみました。日本文化の様々なテーマ(桜、とか七五三とかそういうの)について英語で説明を3分くらいでし、それに対する質問に答えるという試験と同じ形式のテキストです。私は勉強のやり方として、後述するハロートークというアプリで知り合ったランゲージエクスチェンジのパートナー(というか唯の友達なんですが…)に私がこのテキストのスピーチを読んで録音したものを毎晩送りつけるというかなり迷惑な感じでやりました(笑)時差があるせいで対面での練習はできなかったのですが、それにしてもよく付き合ってくれたな…。

結果的にはこれは一次試験対策にもなったので、良かったと思っています。

 

◆通訳案内士 速習テキスト&予想模試 ユーキャン

これを購入したのは、実務についての教材が欲しかったからなのですが、すごく読みやすくて、分量的にもこれならできる、という感じだったので、これを一番最初にやればよかった。一通りノートにまとめたりした後は、読み返していただけだったのですが、いろいろな教材に手を出さず、これの内容に絞ってもうちょっとしっかり頭に入れるべきだったかなぁと思っています。

 

◆全国通訳案内士 試験 英語一次筆記 安河内志乃

これは英語の一次試験対策として。二次試験の対策をさきにやっていたので、内容的にそんなに苦労しないで読めたのと、解説がすごく良くて購入したテキストの中で品質的には一番いいと思った教材です。問題文で使われている文章もちゃんと出典が記載されていて(これは当たり前なのかな?)、読んでみたいなーと思う書籍ばかりでした。この方の他の著作も読んでみたい。

 

◆全国通訳案内士 地理・歴史 一般常識過去問題解説 法学書院

これは掲載されている問題は成美堂出版のものとかぶっているのですが、実務についての問題が掲載されているので購入。解説はあっさりした感じです。

 

◆その他 アプリ

そもそも試験を受けようという決心が出来たのは、ハロートークというSNSアプリで一緒に勉強してくれる、勉強を手伝ってくれる友達が出来たことが大きかったと思います。

HelloTalk - Talk to the World

最初の頃、よく使い方が分かっていなくて、だれかれ構わずメッセージをくれた人に返信していて、おっかない人にひっかかったりもしてたんですが(後で友達にきいたら、結構出会い目的の人も多いとのこと)最終的にはまじめな学習者の方を英語、フランス語それぞれで見つけることが出来、主にチャットで練習させてもらっています。私は固定の先生?(パートナー?)とのやり取りの方が気楽ですが、momentというTwitterの投稿機能のようなもので大勢とやり取りしているスタイルの人もいるので、そこはお好みで使い分けられるかと…。最初はドライに「学習」の為だけに対面でレッスンしてくれそうな人を探していたのですが、やっぱり気の合う人じゃないと会話も続かないな~と感じ、そういう意味でも勉強になりました。外国に住んでいる友達とは、時差があってなかなか対面でやりとりするのは難しいとも感じたのですが、このアプリの機能(たぶんLINEがベースのアプリでLINEでできることはほとんどできる)であるボイス交換は、落ち着いて言いたいことを録音して確認してから送れるので、特にフランス語は今の自分のレベルだとビデオコールよりこちらの方がいいのかなーと感じています。

私がかなりいろいろ失敗した結果、今思っているこのアプリでの真面目な学習者の方の見つけ方は、自分の顔や体形などの容姿がわかる写真をプロフィール写真にしないことと、momentにたくさん投稿して他の多くの人と継続的にやり取りしている人を選ぶことです!個人的な連絡先をきいてくる人とかは即ブロックでいいと思います!(仲良くなってからは別かもしれないけど)No Romanceを掲げている人も多いのですが、それは参考程度にしかならないかなと思います(笑)

 

テキストはいっぱい買わないといけないものがあったので、メルカリなども利用してなるべく安く入手しました!次回は試験当日の話と、今後の勉強予定について書きます!