ミホミュージアム 樋口可南子のきものまわり

 

2013年に、樋口可南子のきものまわり(著者は清野恵理子さんという方)という本を読んでから、ずっと行ってみたかったミホミュージアム。今回京都に車で行く機会があったので、これを逃したらチャンスないかも、ということで、帰りに寄ってみました。高速のインターを降りてから、結構距離があって、本当に道あってるのか心配になるくらいでしたが、その間ずっと美しい田園や渓谷の風景が続いていて(信楽は川が多いですね)、紅葉も京都市内よりも大分すすんでいい感じだったので、それを見れただけでも感動でした。

 

ミホミュージアムそのものは、やはり建築の美しさが印象的。

f:id:mayupitan:20191116065307j:image

行くまで知らなかったのですが、ルーブルのガラスのピラミッドなどをデザインされたI.M.ペイさんの設計なんですね。

曇ってて見た通り写らなかったので写真はちょっといじりましたが、紅葉も綺麗でした。

f:id:mayupitan:20191116065253j:image

今回は備前焼が企画展だったのですが、常設は古い物が沢山あって博物館っぽい感じも受けました。

どんな方がこういう美術館を作られたのか…と興味を持って公式ページの説明を見ると、小山美秀子(こやまみほこ)さんという方で、世界救世教岡田茂吉さんに師事され、神慈秀明会を設立された方だそうです。学生時代は羽仁もと子さんの自由学園で学ばれたそうで、ミュージアムショップに羽仁さんの著作があったことにも納得。以前図書館で借りてよかった、人生の朝の中にを購入しました。他にパン屋さんやレストランもあって、レストランは利用しなかったのですが、パンを購入してみたら、シンプルで美味しかったです。

また、茶道関係の展示のときに行ってみたいなぁと思います!

 

ちなみに、樋口可南子のきものまわり、は着物そのものはもちろんですが、小物がすごく素敵で憧れました。アンティークのものなど、気軽に手に入るものではないと思いますが…。ミホミュージアムは撮影に使われていて、印象的だったので気になってました。ペイさんの建築理念である「光」が感じられる写真だったかなと。これを機に再読してみようと思います。