SUIT

一応、英語の勉強という名目で(笑)今、シーズン7まで見ています。最初見始めたときは、凄腕弁護士ハーヴィーと天才青年マイクが悪人をバッタバッタと有罪にする水戸黄門みたいなドラマかと思いましたが(日本だったらそれでずっと引っ張れそう…相棒みたいな感じ?)、もちろんそんなことはなく、ハーヴィーもジェシカもものすごく優秀だけど、悩める人間だし、それぞれの登場人物が仕事上ステップアップするにしたがって、新しい悩みが出てきたり、人間関係が変わっていくのが面白いなぁと。ルイスも最初ちょっと気持ち悪いとか思ってしまいましたが、今ではとても人間らしくて愛すべきキャラだなぁと思っています。人生訓というか、自分としては英語以外にも勉強になるなぁと思う部分としては、衝突してもそれでその人を全部嫌いになったりとか、絶交してしまうということはなくて、とことん話し合いをして妥協点をみつけること。もちろん、悪意を持って悪いことばっかりしている人は悪人の枠に入れられて、やっつけられてしまうんですけども(そこが爽快という欲求も満たしてくれます)、考えてみれば主人公であるマイクも弁護士でありながら、経歴詐称ですから、大分悪いことしてますよね…。シーズン5ではそこを僕は弱者の為に働いてます、という理由でなんとかねじ込もうとしていて、正直これって正しいことなのかなぁ??と疑問に思ってしまうのですが、陪審員制というのは法律違反=有罪にはならない(社会的にみんなが認めれば、法律が間違っている、という判断もあり得る)ってことかな、とか色々考えさせられました。確かに、法律も人間が作ったものだから、必ずしも絶対正しいといえない場合もありますよね…。日本でも陪審員制度が取り入れられているので、一度ちゃんと考えてみたい問題だな、と思いました。

シーズン7では弁護士としては有能なハーヴィーがマネジメント側に立ったからこその悩みに取り組んでいるのがとても面白いと思っています。アマゾンプライムではシーズン7までしか見れないのかなぁ?というのが気になるところですが、先が楽しみです!