英語学習本の感想<考え方篇>

 
本当は今年、英語で通訳案内士試験をとりあえず受けてみよう~という目標を立てていたのですが、
コロナウィルス騒ぎでちょっと試験がどうなるかわからないなぁと思い、断念。
(一応今のところは、6月に願書受け付け、8月に試験、ということになっているみたいですが)
そのかわり、TOEIC L&Rで900点以上を目指してみようと方向転換。
英語の筆記試験が免除にできれば、来年はその他の科目に集中できそうということで…。
(でも、免除の条件はS&Wテストの点数も条件に入るのかな…??)
とりあえず、英語学習本をいくつか読んでみました。
 
英語多読 繁村一義
英語多読については以前から興味があって、ネットなどで得た情報で一度試したこともあったのですが、いまいち結果が出ず…。
でも、この本を読んで、ちょっと意味を勘違いしていたなぁと気づき、それでうまくいかなかったのかなと。
沢山読んで語彙を増やす、ということだと思ってしまっていたのですが、そうではなくて、語彙はもちろんですが、英語の語順、言い回し、リズムみたいなものを自分の中に自然に定着させる、という考え方のようです。
なので、やり方としては、最初は字のない絵本!からスタートし、幼児用→小学生用→中学生用…と徐々にレベルアップし、どんどん本を読んでいくというもの。
ここに書かれていることは、あまり詳細を覚えていないのですが、以前読んだ「英語は絶対勉強するな!」という本に似ているような気がしました。
村上春樹さんが高校時代にペーパーバックをたくさん読んでいた、というお話も思い出したりして…。
具体的に自分がいいな!と思ったのは、「辞書をひかない」ということ。
これで学習効率があがるかどうかは体感的にわからないのですが、とにかく勉強するのがおっくうになる点として、いちいち辞書を引くのが面倒ということがあったので、これやめてみようと思いました。
合わない本はすぐやめて、面白いと思う本だけ読む、ということで、購入していたらめちゃくちゃお金かかりそうですが、無料で読める本のサイトや、おすすめyoutube動画なども紹介されているので、なるべくお金をかけずにやりたい人にもおすすめです。
 
■難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください スティーブ・ソレイシィ 大橋弘
prime readingにて。
こういう本は他にもたくさんあるし、あまり期待せずに読んだのですが、かなり良書と感じました!
やることは、オンライン英会話と、スピーキングテストを受ける、これだけ。
学校の英語やTOEIC L&Rではそんなに点数悪くないのに、はっきり言って全くしゃべれないのなんで…?と思っていた私には非常に納得できる内容でした。
そもそもYoutubeの動画で「自分で発音できないことは、聞き取れない」という主張をされている方のvideoをみて、あ、なんかそれかも…と思って、今年初めてTOEICのS&Wを初めて受けて撃沈したところだったので、この本に書かれていることは体験的にもすごく腑に落ちました。
コウスケがちょっとした進歩や失敗で一喜一憂するところも、笑ってしまうんですが、
身につまされるというか、非常に共感出来て他人事と思えない感じでした…。
その他の点で自分に役に立ったところは、
・使いまわせる釣竿表現(いうべき内容に対して使う英語を決めてしまう)
・いきなり本題に入らず、何を話そうとしているか「枕言葉」をつける
というところかなと。
これまでの英語学習法に不安を感じている方には、ちょっと目先を変えれてよいかも…。
 
次回は、TOEICの学習に使っている本について書きます。